企業の独自価値を発掘し、
テクノロジーによって解き放つ

CASE STUDIES
事例紹介

企業間取引コミュニケーションシステム開発

Client
クライアント

株式会社ミヤハラ様

Overview
概要

提案中の案件単位に、見積や発注等を行えるメッセージベースの受発注管理システムを提案・開発しました。

Scope
開発範囲

システム企画 / 要件定義 / システム開発 / 導入支援 / 保守・運用

What We Did
取り組み
Point1
見えていない最終顧客のニーズを見つけ出す
クライアントは製鉄工場設備や部品を中心とした商材を卸す商社様です。非常に高負荷な工場では頻繁に部品の劣化や故障が発生するため、そのリプレースを担う会社様です。クライアント様のチャレンジは、受注をトリガーに調達・納品を行う従来型の案件を回すだけでは無く、納入済部品の保証期間や耐久年数を元に、故障リスクが上がった現場に赴き、積極的な営業活動を行うというものでした。弊社は、これを「案件」として管理でき、見積・調達システムと関連付ける(後述)ことで、シームレスでレスポンスの良い営業活動を支援するシステムを提案いたしました。
Point2
管理しきれないFAXとメール
歴史ある業態と商流において、新しいテクノロジーはそれほど必要とされていなかったのかもしれません。クライアント様からメーカー代理店様への見積依頼や発注は、全てFAXやメールで行われておりました。そのため、属人化が発生して担当者が不在だと回答できない、過去の見積と比較ができないなど、多数の問題が発生していました。弊社としては本システムのもう一つの要素として、発注先との見積・発注・物流の管理を行える機能要件を提案させていただきました。
Point3
リアルタイムメッセージによるビジネススピードの向上
課題解決の3つめの要素として、チャットによるコミュニケーション速度の向上をご提案しました。これまでのFAXやメールと比較し、発注先と見積や発注の速度を上げることで、最終顧客へのへのレスポンス向上を実現しました。また、メッセージチャットでは無く、見積や発注の各項目をテンプレート化することで、見積項目を定量的に蓄積・分析し、後から見積の推移確認や比較を行えるよう要件を設定しました。
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