企業の独自価値を発掘し、
テクノロジーによって解き放つ

CASE STUDIES
事例紹介

教科書デジタル配信システム開発

Client
クライアント

株式会社山川出版社様

Overview
概要

文科省が推進する教科書のデジタル化プロジェクトを推進し、コンテンツ配信システムを開発。教科書という特殊な商流に適合できる決済機能やライセンス管理機能をご提案いたしました。

Scope
開発範囲

システム企画 / 要件定義 / システム開発 / 導入支援 / 保守・運用

What We Did
取り組み
Point1
後続組は新しい市場でどう勝てばよいか
当時は大手SIerが提供する教科書プラットフォームが複数あり、それに参画するべきか、徹底的に議論しました。当時は先行している競合大手企業があり、生徒が自分でPC画面を操作して学習するようなインタラクティブなデジタル教科書が提供されておりました。しかし、そのようなリッチコンテンツは個々にプログラム開発が必要な他、数年に一度発生する教科書改訂でも保守が必要となり、多大なコストが見込まれました。
Point2
教育現場が本当に求めているニーズとは
我々は教育現場ではどのようなニーズがあるのか、私立/公立、東京/地方に分類して調査やヒヤリングを実施しました。結果、先生は自分の授業へのこだわりが強いことが分かりました。特に中学・高校ではインタラクティブな授業コンテンツよりも、授業の中で資料を様々なツールから簡単に引用でき、授業の幅を広げられることを強く求められていることが分かり、それに対応できる機能設計、UI/UX設計をご提案いたしました。
Point3
特殊な商流に載せるためのライセンス機能とコンテンツ編纂体制の確立
教科書の物流や請求フローは特殊で、開発にあたりその商流に載せられる要件の実現が必要でした。そこで、敢えて書籍(紙)の商流に載せられるライセンス発行の業務フローを提案しました。
また編集部をはじめとした各部の方々と連携し、継続的にコンテンツを掲載できるようにする体制構築をサポートいたしました。
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